マルチーズの外観と性格の特徴 どんな人にも飼いやすいマルチーズ

マルチーズのルーツと歴史

世界最古の愛玩犬

紀元前1500年頃に、海洋貿易を行っていたフェニキア人によって地中海のマルタ島に持ち込まれた犬が祖先とされています。「マルチーズ」という名前は、このマルタ島から付いたという説があります。このように持ち込まれたマルチーズは、フランスでは、15世紀頃から抱き犬として貴婦人たちに愛されていました。19世紀には、イギリスのビクトリア女王が飼っていたことからでイギリスで大流行しました。

日本では、昭和30年代から愛玩犬として飼われるようになりました。

マルチーズの外観と特徴

マルチーズ最大の魅力は、小柄の体を包む純白の美しい被毛で、その姿は美しく気品にあふれています。下毛のないシングルコートで絹糸状の長い直毛が鼻先から尾の付け根まで身体の両側に垂れ下がっています。頭部はやや丸みがあり、黒い鼻とクリっとした黒い瞳が特徴です。

原産国 マルタ島
体高 23㎝以下
体重 2~3.2㎏
マルチーズの犬種データ
訓練しやすさ
(3.0)
吠えやすさ
(4.0)
噛みやすさ
(4.0)
興奮しやすさ
(4.0)
活動性
(3.0)
番犬性能
(2.0)

マルチーズの性格

貴族からも愛された親しみやすい性格

マルチーズは、上品で賢く、明るく陽気なおっとりタイプです。飼い主に対しては、心から尽くします。かなり礼儀正しいところがあり、「キャンキャン」と騒がしいこともほとんどなく落ち着いた面を見せます。繊細で内弁慶の所もあり、家の中では活発に動き回りますが、外に出ると臆病な面が見られます。
大変甘えん坊なところもあり、いつも飼い主や家族のそばにいたがります。遊ぶことも大好きで、とても活発な面もあります。

ほとんど悪戯をすることもなく、無駄吠えも少ないので初心者にも大変飼いやすい人気のある犬種です。

マルチーズのしつけの仕方

愛情をたっぷりと与えながらマナーを教えましょう。

利口で物覚えが良く、初心者もしつけが大変しやすい犬種です。ただし、甘やかすとわがままになったり無駄吠えをするようになることもあります。愛情をもって子犬の頃からちゃんとしつけの時間を設けて、社会性を身に付けるためにマナーを教えるのが大切です。厳しくしすぎるのは逆効果になるので、褒めることを優先して行うようにしましょう。

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毎日のお手入れと週一回のシャンプー

マルチーズは、シングルコートの為抜け毛が少ないことが利点です。生後8か月ごろに子犬の毛から成犬の毛に生え変わります。成犬の毛になると、純白の美しい被毛が絡みやすくなってきます。毎日のブラッシング・定期的なトリミングで、メンテナンスが必要です。家庭犬の場合、短くカットしてあげた方が手入れに手間はかかりません。

また、白い被毛は汚れが目立ちやすいため、週一回のシャンプーは欠かせません。また、涙やけが目立ちやすいので、目元が赤茶色に変色する前に、涙やけシートや濡れタオルできれいに拭いてあげましょう。

マルチーズがなりやすい病気

水頭症

最も特徴的なものは、頭が大きく丸く腫れることです。遺伝的に頭蓋骨の頭頂部に隙間が開いたままになってしまうとそこから脳を包む液体が漏れ出してしまいます。症状は、脳のどの部分を圧迫しているのかで異なります。大脳皮質が圧迫されると、痴ほうや麻痺、運動障害、視力の低下という症状が現れます。

治療法としては、脳への圧迫を和らげるため、脳圧を下げることを行います。副腎皮質ホルモンや、高圧利尿薬を用います。手術によって脳圧を下げる方法もあります。

外耳炎

耳にたまった耳垢が原因になります。耳の入り口から鼓膜までを外耳道といいます。耳垢は外耳道の皮膚の垢や外から入ってきたほこりなどが分泌物が混じってできます。
マルチーズなどのたれ耳の犬種は、耳の中が湿っぽくなりやすく、耳垢が湿って溜まりやすくなります。

溜まった耳垢は、細菌が繁殖しやすく炎症を起こします。外耳が炎症を起こすことを外耳炎と言います。症状はかゆみです。犬はかゆみで、耳の異物を取り除こうと頭を振ったり、耳の後ろを引っかいたりします。また、耳から臭いにおいがしたり、耳垢がよごれてネバネバします。

治療法は、日ごろから耳を清潔に保ちます。特にたれ耳犬や外耳道に毛がおおくある犬は注意が必要です。耳垢を取り除けば、回復に向かいます。また、細菌に感染している場合は抗生物質を用いて行います。

膿皮症

膿皮症が起こると、激しいかゆみが起こります。そのかゆみで怒りやすくなったり、患部を噛んだり舐めたり引っかいたりする行動をします。症状が進んでくると、毛が抜けたり、膿が出たり発熱をしたりします。原因は、細菌が皮膚に傷ついたり蚊に刺されたところに入り発症してしまいます。

治療方法としては、軽い場合は薬用シャンプーで治療します。体を不潔にしておくと細菌が繁殖しやすくなります。こまめにシャンプーを行い、乾燥もしっかり行ってください。濡れたままにしておくと、細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。タオルとドライヤーでこまめに乾かしてあげましょう。

症状がひどい場合は、抗生物質や内服薬、塗り薬で治療します。

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