グレート・ピレニーズの外見と性格の特徴

グレート・ピレニーズのルーツと歴史

羊の群れを守る護羊犬

グレート・ピレニーズは、フランスからスペインにまたがるピレネー山脈で生息していた歴史の古い犬種です。オオカミやクマからヒツジの群れを守る仕事をしていました。

白くておおきくモコモコとしている身体は、羊に似せて作られたものです。これは、護羊犬としてヒツジの中に紛れ込まして狼からヒツジを守っていました。その長く厚い被毛は、さまざまな攻撃から身体を守るのに適していました。また、釘付きの首輪を付けられ、襲い掛かる熊やオオカミを撃退していました。

この犬は、中世でも白の番犬としても活躍され17世紀には、伴侶犬としてフランスの貴族の人気を集めていました。あのルイ14世紀に飼育されていたことも有名な話です。

グレート・ピレニーズの 外見と特徴

堂々とした白い巨体は迫力満点!!

グレート・ピレニーズの迫力のある巨体は、まるで白熊と間違えられるようなこの白い巨体は、地元の人に「ピレネー山脈の生きた雪の吹き溜まり」と呼ばれていました。

その体は骨太で頑丈、三角形の垂れ耳は、先端に向かってやや丸く頭部にそって垂れています。目は、黒く縁取られ、斜めについたアーモンド型、色は暗褐色です。首や、胴体も力強くたくましいバランスの取れた印象です。後足には、オオカミ爪(退化した親指)があります。

長くしなやかな被毛は、密生した厚いダブルコートで、緋色は、ホワイトで、グレー、薄いイエローなどの斑がある犬もいます。

 

原産国 フランス
体高 65~82㎝
体重 40~50㎏
グレートピレニーズの犬種データ
訓練しやすさ
(2.0)
吠えやすさ
(1.0)
噛みやすさ
(1.0)
興奮しやすさ
(1.0)
活動性
(1.0)
番犬性能
(3.0)

グレート・ピレニーズの性格

大きな体で家庭を守り、みんなにやさしい超大型犬

グレート・ピレニーズは、とても穏やかで愛情深い犬種です。頭もよく賢いので、めったに噛んだり吠えたりすることはありません。飼い主や家族にも従順で、子供にもやさしく、家族を守る意識が強い強い味方になってくれます。

 

育て方で性質が変わるので注意が必要。

ピレニーズは、もともと護羊犬なので、自分の家庭を守る意識が強く侵入者を警戒して、音や訪問者に対して敏感です。静かな環境でのびのび育てば、おっとりとした静かな犬になります。

しかし、都会の喧騒(けんそう)の中や人の出入りが激しい落ち着かない環境で育つと、いつも神経を使っているので、家族以外の人や他の犬に攻撃的な態度にでる番犬になってしまいます。

 グレートピレニーズは熱中症に注意!

グレート・ピレニーズの運動欲求は低いため、あまり活発に走り回るタイプではないのですが、肥満防止のためにも朝夕2回各1時間ほどは散歩や遊びを行い運動させましょう。

また、寒さにはめっぽう強いのですが、暑さに弱いので、夏季は温度管理を徹底する必要があります。特に寒い地域出身の犬種なので、高温多湿の日本では、犬舎に冷房設備が必要な場合もあります。

暑い時間帯での散歩も控えましょう。朝夕の涼しい時間帯に変更しおこないましょう。

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成犬の大きさを理解してから飼いましょう。

グレート・ピレニーズは、大型犬の中でもかなり大きくなります。子犬の可愛さだけで飼うと後悔するほど大きく成長します。

「こんなに大きくなると思わなかった」と思う前に、ちゃんと理解して飼うようにしましょう。また、大きいからといって外で飼うなどは大きな問題になる可能性があります。

グレート・ピレニーズのしつけの仕方

毅然とした態度で飼い主がリーダだと教えましょう。

ピレニーズは、穏やかな性質であまり問題は起こしませんが、身体が大きく力が強いので、ちょっとした行動でも大きな問題になるケースがあります。また、音に対して敏感で、神経質な面があるので攻撃的な行動をとる可能性があります。

独立心が強いため、やや頑固な面もあります。しつけには根気がいるので覚悟が必要です。飼い主との信頼関係がないと、反発して問題行動を起こすことがあります。

毅然とした態度で接してリーダーシップを発揮し信頼関係を築くようにしましょう。子犬の頃から、家族以外の人や犬に触れられる機会を作り、社会性を養いましょう。

グレート・ピレニーズのメンテナンス

 

被毛は毎日手入れし、換毛期には入念しおこないましょう。

厚い被毛は下毛もあって中で絡みやすく、ピンブラシやコームで毎日ブラッシングしましょう。上毛だけでなく、下毛までしっかりととかしましょう。換毛期には、毛が多く抜けるので特に入念に行いましょう。

よだれも多いので、口の周りをこまめに拭いてあげることも大切です。また耳掃除も定期的に行い外耳炎を予防しましょう。

ピレニーズの後足には狼爪(退化した親指)があり、切除していない場合は、巻き爪にならないように爪の手入れをおこないましょう。

 

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